🎅🦌 保育実習Ⅱ 🎄🎁

 去る令和3年11月29日~12月11日の期間で保育科、保育科第二部共に保育実習Ⅱを履修しました。
 保育実習を履修するためには、実習前に事前指導、実習後に事後指導を行う「保育実習指導」の履修があります。メインとなるのは、やはり責任実習や部分実習をどのように行ったらよいのかを考える指導案作りです。配属される予定のクラスの子どもの年齢から、どのような活動が楽しいのか、興味を持つのかなど試行錯誤しながら考えます。
 今回は、事前指導における指導案作りと実習後の実習報告会の様子をお伝えします。

―事前指導において―
〈指導案検討〉
自分で考えた指導案を持ち寄り、意見をもらったり一緒に考えたり悩んだりしながら検討会を行いました。

各自の指導計画案をグループのみんなで検討し合います。
「これってどういうことかな?」
「こうすると子どもがわかりやすいんじゃないのかな?」
など、みんなで意見を出し合い、より具体的でわかりやすい指導案作成に臨みます。

〈指導案発表〉
作成した指導案の内容を発表しました。

1歳児の活動として
新聞をちぎったり、丸めたり思い思いに遊べるような新聞遊びを考えました。その導入で『いろがみびりびり』の絵本を読んでいます。

1歳児の活動として
指先の機能が少しずつ発達してきている1歳児はシール貼りが大好き。様々な形を用意してシール貼りを楽しめるように考えました。

2歳児の活動として           色への興味が出始める2歳児にスケッチブックシアターを見せます。 黄色、ピンク、緑などいろいろな色が出てきます。

4歳児の活動として           「サンタとトナカイの手つなぎ鬼」の活動の導入としてサンタやトナカイが出てくるクイズをして楽しめるように気持ちを盛り上げていきます。 その後、仲良し2人組を作り、サンタとトナカイになって手をつないで一緒に鬼から逃げます。

―事後指導において-
〈実習報告会〉
「実習で体験した保育の様子」「今回の実習での学び」「実習を終えた今の保育観」について、報告し合いました。

保育者としての意識を強く感じた思いを保育観として表現しています。

=私の保育観=
☺ 子どもの気持ちに寄り添い、子どもの主体性を大事にできる保育者を目指したい。
☺ 常に全体を把握する力をつけるとともに、子どもの思いを大切にして信頼関係を築きたい。
☺ 子どもの発達をよく理解し、一人一人の子どもに合わせながらも全体の子どもが楽しめる保
  育をしたい。
☺ 子どもにとって安心できる存在としての保育者になりたい。
☺ 子どもの声を聞き、ともに成長していける保育者になりたい。
☺ 子どもの主体性を大切にしたい。そのために子どもの行為<や思いを肯定的に受け止める。
☺ 丁寧な保育を心がけたい。
☺ 子どものやろうとする姿を認めていきたい。

 入学当初は漠然としていた保育者像が、実習を経験してきたことにより、具体的かつ明確になってきたことを感じます。
 この思いを胸に、4月から現場で子どものための保育を頑張ってほしいと思います。
 教員からエールを送りたいと思います。ガンバレー!!